特筆すべきはライヴ出演の頻度。自作オリジナル曲を繰り返し上演して売り出す&磨いていくインディーズバンドでは毎月の出演も珍しくありませんが、コピーバンドの場合はライヴ出演のたびにセットリストを半分以上一新して臨むのが一般的で、自ずとライヴ出演のペースは制限されます。大半のバンドが1~3回/年の出演頻度に収まるでしょう。でもこのRusset Burbank、初出演が昨年末で、このDCTV Festival3が6回目のライヴだそうです。よほど密に活動を継続していないと不可能な数字、それはきっとステージの内容にも反映されるはずです。
文:みつあみ
大阪発のバンドということで、未見です。お楽しみに!
・・・だけというわけにも行かないのでメンバー個人の話題を書きますと、ボーカルの一人Mai.kさんは関東でも積極的にライヴ出演を行っている方で何度か拝見しています。初めて観たのは涼宮ハルヒコピーバンド、これまたボーカル大人数のバンドだったんですが、その中にあってコーラス・ハモリに秀でてる人だなあという第一印象を覚えています。歌の上手いボーカルは多いですが、対してコーラスの上手いボーカルって少ないんです。
そこでこのAice9ですが、声優ボーカルユニットAice5のコピーバンドということでボーカルが5 人。これだけでも自明なようにコーラスワークが極めて重要なテーマ。ここがまず見所でしょう。
文:みつあみ
■Baby Doll Symphony
「DCTV Fes1」に続いてトリを飾るのは、ニコニコ動画「演奏してみた」カテゴリで演奏動画が再生100万回を達成した「ティッシュ姫」を擁する5ピースバンド。MCも主に姫が担当しており、ボーカルとの美形・人気争いはお約束。
もちろん肝心の演奏もハイクオリティに聴かせてきます。全員が個性立ちまくりの演奏・歌唱でありながら、バンドとしてどこか一ヶ所が突出するではなく全体として一つに溶けて固まった「Baby Doll Symphony」の音楽を完成させているのは出色。優れたバンドの演奏を聴いてると全員の手元を凝視したくなり、サウンド全体にも広く耳を傾けたくなりと、目と耳が2つに頭が1つしかないことが惜しまれる、そんな感覚に見舞われるバンドの一つです。
文:みつあみ
10月に入りまして、いよいよ「DreamCastTV Festival3」の開催月となりました!!
今回、特別企画として各出演バンドの紹介文を書いてもらいました。予習するもよし、これを見てライヴに来たくなるのもよし、皆様楽しんでくださいませ。まずは「BLL学園軽音部」から。
■BLL学園軽音部
リアル高校生までメンバーに擁する非常に若さあふれるバンド。世間一般的には学生バンドは数多に存在するものの、筆者もDCTV主催も若年寄のため(笑)なかなか若い世代のバンドに触れる機会に乏しいです。自ずとDCTVにも学生バンドの出演はこれまでほとんどありません。
この若さがどうバンドカラーに表れてくるかというと、このBLL、とにかくメンバー一同の仲が良い。そしていくら仲が良くても社会人バンドの場合どうしても練習日の関係、バンド仲間として相応しい距離感を保った関係に落ち着いていくところ、たとえばメンバーの家で集まって遊んだり一緒に出掛けたりと課外も含め親密になれるのがいかにも学生らしい逸話でしょう。
平日にも練習を組んだりと、より生活の中心に近い部分でバンド活動をしている彼ら。結成からまだ1年も経っていないのにハイペースでステップアップ、渋谷GUILTYに登壇する彼らに要注目です。
文:みつあみ
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